病室で念仏を唱えないでください(ねんとな)原作ネタバレ!結末ラストはオリジナルか考察

現在4話まで放送が終わっている、TBS系金曜ドラマ病室で念仏を唱えないでください(ねんとな)は、ご覧になっていますか?

救命救急医であり僧侶も務める松本照円を中心に繰り広げる医療ヒューマンミステリーですが、なかなか面白いですよね?

さて、病室で念仏を唱えてください(ねんとな)には、原作があるのでしょうか?

 

というわけで、今回は病室で念仏を唱えないでください(ねんとな)原作ネタバレ!結末ラストはオリジナルか考察ということで、ねんとなの原作ネタバレや結末は原作と同じなのか?それともドラマのオリジナルストーリーなのかということを考察していきましょう!

まずは、病室で念仏を唱えないでください(ねんとな)には原作があるのかを調べていきます。

目次

病室で念仏を唱えないでください(ねんとな)原作は?

ねんとなの原作は、こやす珠世さんの漫画病室で念仏を唱えないでくださいです。

ビッグコミック増刊号で2012年から連載が続いている作品で、単行本化されたものは現在、6巻まで発売されています。

電子書籍化されているものを試し読みしてみましたが、漫画ながら字数が多く読みごたえがありますね。

 

画のタッチも男性雑誌の中では、繊細なタッチで人物も背景も細部まで丁寧に描かれています。

主人公の松本は救命医であり僧侶でもあるが、決してデキた人間ではなく、医療に携わる中で人としての葛藤などが描かれた作品で読み手はそこに引き込まれていくようですね。

こやす珠世さんは、他にテレビドラマ相棒のコミカライズなども手掛けている漫画家さんです。


1話完結|号泣ストーリーの見どころ

 

 

 

 

各回毎の完結ストーリーで、救命救急に運ばれる患者が変わります。

4話目は、家庭を顧みない父親がザギンで酔っ払ってあやまって階段から転落したことで、脳を損傷。

ひょっとしたら手術で命を取り留めても、植物状態に陥るかもというオヤジとその妻を描いた物語でした。

 

そのほか、松本が病院の近所の公園を通りかかった際に、夜なのに一人で遊ぶ少年を見かけ声をかけてみたら『もしかしたら虐待を受けてるかもしれない』レベルの痣を体中に発見します。

本筋は、先に書いた植物状態に陥るかもしれないオヤジの物語と思いきや、最後の最後に出て来たDVを受けている少年のお姉ちゃんでした。

母親が若い男と再婚したという家庭環境。

弟は、義理の父親から暴力による虐待を受け、そして姉は義父から性的虐待を受けていたという許せない状況でした。

義父からの性的虐待の末に子宮外妊娠をした小学生が命を落とすという悲しい結末です。

 

このお話は、原作漫画にもあるお話で出来ればフィクションであってほしいと思う話ですが、きっと現代においてこういう話は無い訳ではないんですよね。

この物語の中では、怒り心頭の松本照円が堪え切れずに義父を殴ってしまい、その結果として無期限の謹慎処分を言い渡される事になります。

本当に悪いのは、松本照円なのでしょうか?

視聴者の中で、松本照円が悪いと思った人はきっと居ないんじゃないかと思います。

むしろ、義父にもっと制裁を!と思う人が殆どでしょう。

言ったらダメだけど、こんな悪魔みたいな人間には生きていてほしくないですよね。

 

この作品は、生と死が常に隣り合わせであることを基準にしながら、現代において起こりうることを題材に描かれていたり、人としての葛藤や理不尽に思える事を描いているので共感できるし、面白いのだと思います。

この作品によって、改めて考えさせられる事も多いですね。

病室で念仏を唱えないでください(ねんとな)のストーリーは?

 松本は、幼少期に目の前でおぼれている幼馴染を救えなかったことから仏門に入り、さらに大切な人の死を前にして命を救いたいという思いから医者を志した。病院では救命救急医として医療に従事しながら、霊安室での枕経や、終末期の患者の心のケアといった僧侶としての仕事も兼任しているため、法衣のまま救急センターに運びこまれた患者の処置にあたることもあり、時に患者に「自分が亡くなってしまったのでは?」と勘違いさせるなど騒動を起こしてしまうことも。また、何かにつけて念仏を唱えたり説法をしたりすることで、患者だけではなく同僚からも煙たがられてしまうが、本人は医師としても、僧侶としても明るく真面目に取り組んでいる。その一方で、美人に気をとられるなどの煩悩たっぷりな一面もあり、周囲の仲間からあきれられることもある。

 このドラマでは、救命救急センター内での他の医師とのチームプレーはもちろんのこと、患者を救うため専門分野を持つ医師と手を組む必要があり、その専門医たちとの激しいやりとりも描かれる。中には心臓外科など、救急を「面倒なことを押し付ける厄介な存在」と捉えている部門もあり、そこに所属する医師と松本との“救急医VS専門医”の対決は、これまでの医療ドラマではあまり描かれなかった新たな視点となっている。「医師」として命をどう救うのか、「僧」として死をどう看取るのか。さらに、患者の家族までをも支えようとする松本が、悩みを抱えながらも医師として、僧として、人として成長していく姿を通じ、「生きる」とは、「死ぬ」とは何なのかを、もう一度考えるきっかけを与えるドラマになっている。

引用:https://www.tbs.co.jp/nembutsu_tbs/intro/

病室で念仏を唱えないでくださいは、医者としての手腕を競い合う様なタイプの医療ドラマというよりは、生と死が隣り合わせにある病院という場所を舞台に、そこに携わる人々を通して観る側も人として深く考えさせられるヒューマンドラマだと思います。

今後、謹慎処分となった松本を敵視するムロツヨシが大きく動き出す気配もあります。

どうなっていくのか、展開を楽しみにしましょう!

病室で念仏を唱えないでください(ねんとな)原作ネタバレ

 

続きましては、松本照円という人間の人物像についてじっくり調べていきます。

松本照円|僧侶へ入門した理由やきっかけ・真実とは?

 

「医師」であり「僧」である、「僧医」という医療者を知っていますか。医療者と宗教者の二つの視点を持つ医師として、とくにホスピスや緩和ケア分野で注目される存在です。

引用:https://www.kango-roo.com/sn/a/view/3038

ます、松本照円の様な僧侶であり医者でもある僧医というのは、現実には存在するのでしょうか?

答えは・・・

実在します。

ですが、松本の様に僧侶でありながら救命救急医という方は居ないかもしれません。

詳しくは、引用先のサイトを参考に読んでみてください。

私の知らなかった世界がありました。

 

では、松本照円が僧医を志したきっかけが、なんだったのを調べてみた結果を書いていきます。

あえて書くまでもなくひとつ前の病室で念仏を唱えないでください(ねんとな)のストーリーは?というカテゴリーで引用した文に書いてありますね。

松本照円は、幼少期に目の前でおぼれている幼馴染を救えなかったことから仏門に入り、さらに大切な人の死を前にして命を救いたいという思いから医者を志しました。

 

現実として、私たちも松本の様に身近に居る人を亡くした事に寄って、生き方や考え方を改めたりする瞬間がありますよね?

近しい人の死は私たちに少なからず影響を与えますが、松本の様な極め方はやはり真似できるものではありません。

実際に、僧医が存在するという事実を知れただけでも、この作品に出会って良かったと言えます。

松本照円|人間の命・生死をテーマに葛藤する人間味への感想

4話の最後で感情に任せて、不本意の死を遂げる結果となってしまった少女の義父に対し、怒りの鉄拳を浴びせた松本。

あの鉄拳は暴力ではなく、もう口をきくことも許されない少女の怒りや悲しみなどの感情を代弁したほんの一部にしか過ぎないと思う。

 

実際に、暴力を振るっていたのは義父の方。

あいつが少女を死に追いやったのにも関わらず、現実世界でもあいつに極刑を課せられる事は無い。

なんて酷い世の中なんだろう。

婦女暴行罪、暴行罪、殺人罪なのに・・・。

医者も僧侶も人間である。

松本照円は、それを周囲に忘れさせない貴重な存在です。

 

ほんの数十年生きたくらいで、悟りを開いた様な境地になれるほど出来てる人間なんて居ないのだよ。

って事を松本照円は教えてくれているのだと思う。

ただ、松本照円は医者としても僧侶としても、もう少し冷静であっても良いかもしれないとは毎度思う。

松本照円|他の医師や患者との関わりで感じた事

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患者も人間ならば、それを救う医者もまた人間。

患者としては、救命救急医ならば熱さをもってどんな状態でも受け入れてほしい!とは、思いますが全ての患者に対応していたら医者が人間らしく生きる事は無くなるのだろうなというのは医療ドラマを観る度に感じますね。

身近な話になりますが、切迫早産を懸念されていた友人がいました。

実際に早産になってしまった場合、近隣の大学病院にはNICU(新生児特定集中治療室)が無く、隣の市のNICUがある病院でもベットが満床な為、100km以上離れた病院に運ばれる可能性がありました。

 

結果として、何とか乗り切り正期産でのお産となったので普通に出産出来て結果オーライだったのですが・・・。

このあたり、割と人口が多い場所で近隣の大学病院も以前はNICUがあったのです。

ですが、維持する予算がないとかで現在は稼働していないのです。

 

病院の経営って私たちが想像する以上に大変なのでしょうね。

そこで働く医師たちの労働環境も過酷なのでしょう。

だからといって、医療費を上げたら患者である私たちは病院で診てもらいずらくなるし、なかなか難しい問題ですね。

病室で念仏を唱えないでください(ねんとな)の結末ラストを考察

 病室で念仏を唱えないでください(ねんとな)の結末ラストを考察ということで考察していきましょう。

まず、原作である漫画の方はまだ連載中ということで、まだラストがありません。

なので、ドラマのラストはオリジナルストーリーになるか、原作にある途中のどこかがラストになるという二択だと思います。

という訳で、私が考える・・・というか、こんなラストだったら良いのになぁという期待を込めた願望的展開を書いていきます。

 

なんだかんだといいながら、暑苦しいくらいに熱すぎる救命救急医の松本照円にエンロールされていく医師たち。

最終的には、松本を敵視しているムロツヨシさん演じる心臓血管外科医の濱田松本にエンロールされちゃいます!

切っ掛けは、事故なり急病なりで濱田自身が倒れ、助かる命は全部助けるという精神の松本に助けられます。

その事で、濱田自身も医者としての在り方を考える様になり、徐々に救命救急センターの存在にも理解を示します。

最後は、救命救急センターは他の科と友好的な関係を築き、連携できる事となり、結果的により多くの患者を助ける事が出来るようになりましたとさ。

めでたし、めでたし。

という、あくまでも私の願望的な考察です。

 

皆さんも、どんなラストになるのか考察してみて下さいね!

病室で念仏を唱えないでください(ねんとな)原作ネタバレの振り返り

病室で念仏を唱えないでください(ねんとな)原作ネタバレの振り返りをしていきます。

原作は、ビッグコミック増刊号に連載中のこやす珠世さんの漫画病室で念仏を唱えないでくださいです。

ドラマは、一話完結型で原作にも描かれている物語が実写化されている様です。

原作に描かれていたからといってノンフィクションという訳ではありませんが、現代が抱える様々な問題について提議する様な内容になっている作品です。

 

そして、すっかりフィクションの世界にしか存在しないと思っていた僧医は実際にも存在しました。

松本照円のモデルとなった僧医が実際に居るのかまでは確認できませんでした。

 

不本意ながら、無期限謹慎処分となってしまった松本が居ない救命救急センターは、いったいどうなっていくのでしょうか。

新しく主要キャストが加わったりするのでしょうか?

研修医の田中玲一や救命救急医を志すこととなった児嶋眞白が今後、どう成長していくのかも楽しみですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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