今回はアルコール消毒液の消費期限について紹介します!
現在、日本全国でアルコール消毒液が品薄になっています。
新型コロナウイルスが問題になっている今、できるだけの予防はしておきたいところ。
アルコール消毒液は手の除菌にうってつけですが、需要が高まっている今、なかなか手に入らない人も多いです。
そんな時の非常用品です。
2011年におこった”東北大震災”以降、非常用品を家に蓄える人が増えましたよね。
非常用品にアルコール消毒液を入れている人はかなり多いでしょう。
確認忘れで使用期限が切れていても効果はあるのでしょうか。
使用期限が過ぎてから肌荒れ等の害があるのかも調査しました。
使用期限が過ぎているアルコール消毒液を捨てる前に、ぜひ読んでください。
アルコール消毒液に消費期限はあるのか?
自分でまとめた防災グッズの点検してたら、マスクやらなんなのやら、またでてきたよ、、、
無印のアルコールスプレー、
アルコール度数も75越えてたハズ。(ただし期限切れであろう)販売は中止してしまったらしいけど再販するとよいですね。 pic.twitter.com/wO734VScf5— sukepyoko (@suke_pyoko) April 26, 2020
アルコール消毒液には消費期限はあるのでしょうか?
調べてみましたが、消費期限というものは存在しません。
基本的には開封後から3年以内に消費することを考えられて作られていますが、アルコール消毒液に含まれるエタノールは変質をあまりしません。
開封品でゴミや汚れが入り芽胞汚染をした場合以外では効果が著しく低下をしないそうです。
芽胞汚染とは過酷な環境でも自らで殻を作り冬眠のようなことができる菌が入り込んでしまうこと。
しかし、大手のアルコール消毒液に関しては中に異物が入り込みづらい容器になっているので、過敏に心配する必要はありません。
消費期限がないことはわかりましたが、一部の製品に表記されている使用期限とは何でしょう。
そちらも調べましたので、見ていきましょう。
アルコール消毒液の使用期限も紹介
一部のアルコール消毒液に表記されている使用期限についても調べてみました。
結果からいうと、使用期限は消費者に確実な効果がある物を届けるための表記だそうです。
消費期限はないと紹介しましたが、開封後に時間が経ってしまうとアルコールが気化してしまい、アルコール濃度が下がることがあります。
市販の消毒用アルコールは70%程度で調整してあり、アルコールの殺菌効果が最も強い濃度になっています。
アルコール濃度40%~70%が最も殺菌効果が強いと言われており、多少アルコール濃度が下がっても効果は問題なく殺菌できるようです。
もし消毒用アルコールの使用期限が過ぎていて心配な方は、お部屋の掃除や消毒に使ってください。
自動車のハンドルやドアノブの除菌や、油汚れが酷いところにも使えます。
ものに使う際には目立たない部分で、色が変わったりしないか確かめてから使ってください。
アルコール消毒液で肌荒れするのか調査
( ´︵` )元々、あんまり肌が強くなくて、
アルコール消毒とかを使うと、手のひらがみるみるうちにシワシワのパリパリで割れる手前になる
採血の時も使わない
手洗いを良くまめにするとあかぎれみたいになる
どーしたら、いいんだろうねぇー
顔もマスクのスレで繰り返し肌荒れ
今はマスク選べないしね https://t.co/82yv5q3zcK— ブーちゃん.n (@Choromatu721) April 28, 2020
アルコール消毒液で肌荒れするかも調査しました。
アルコール消毒液で肌がかゆくなったり、肌荒れが起こる人は必読です。
普段、アルコール消毒液を使わない人が使ってみたら痒くなったという人はいませんか?
実はアルコールにはアレルギーが存在します。
学生時代にパッチテストをした人もいますよね。
軽度のアルコールアレルギーの人であれば痒み程度で収まりますが、皮膚疾患やアナフィラキシーショックを起こしてしまう人もいます。
少しでも心配な人は皮膚科などを受診しましょう。
アルコール消毒液は何性
TSUTAYA箱田店さんに出店させてもらってます(*・ω・)
今回は周りでエタノールのみのアルコールだと肌荒れ起こすって声がおおかったので保湿効果もある高濃度アルコールも販売中です❗ pic.twitter.com/tAobcjNM9F— ら~めん心 (@ra_menkokoro) April 29, 2020
痒みが出たからと言ってアレルギーという訳ではありません。
アルコール消毒液は基本的に弱酸性のものが多いです。
人の肌も弱酸性なのでpHによっておこる肌荒れは考えづらいですね。
多くの肌荒れの原因はアルコールの”脱脂効果”。
肌が油をなくし、水分を失って肌荒れが起こります。
アルコール消毒液だけではなく、過度な手洗いでも水分を失ってしまいます。
アルコール消毒液を使った後にハンドクリームを使うことで肌荒れを抑えることができますので、肌が弱い人はハンドクリームも持ち歩きましょう。
最近では肌荒れ防止しづらいジェル状のアルコール消毒液も売っているので、そちらを買うのもオススメ。
筆者も肌荒れをしやすいので、無香料の携帯用ハンドクリームを持ち歩いています。
昨今では男性も持ち歩いている人が多いです。
肌を大切にしたい人は携帯しましょう。
アルコール消毒液濃度70がおすすめ
先に書いたようにアルコール消毒液の濃度は70%前後のものが最も多いです。
エタノール濃度が濃ければ殺菌効果が強いわけではないという事ですね。
アルコール消毒液が手に入りにくい今では、無水エタノールを水で薄めて使う人もいます。
濃度が高く作ると効果が弱まるだけではなく、肌荒れになるリスクも高まるので注意しましょう。
実はアルコールが殺菌するメカニズムは完全に解明されている訳ではありません。
長年の実験や研究によって現代では70%が最も効果的に殺菌をするという事が定説になっています。
濃度が70%以下のアルコール消毒液もありますが、殺菌に時間がかかってしまうので強くオススメは出来ません。
濃度が低いものは無水エタノールを加え、70%にすることをオススメします。
最後にこの記事をまとめます!
アルコール消毒液に消費期限はあるのか?使用期限が過ぎて肌荒れするかのまとめ
⚠️薬剤師である母からの注意喚起⚠️
こちらの商品、アルコールと記載されていますが、除菌目的ではない(清涼剤・溶剤として)ことがちい〜〜っちゃく書かれており、アルコール濃度も明記されておりません。
ボトルに除菌目的とは書かれていませんが、そうと勘違いする人も多いと思いますので…… pic.twitter.com/UvxFAZt2Zo— ここ子 (@kokoko_desuyo) April 28, 2020
今回はアルコール消毒液の使用期限や肌荒れに関して紹介しました。
家にある使用期限切れのアルコール消毒液は捨てずに、有効に使いましょう。
新型コロナウイルスでアルコールの需要はまだまだあります。
使用期限切れのものでも、まだまだ使用可能。
手に使うのが怖い方は掃除にも使えるのでぜひ活用しましょう。
他にもいろいろな記事があるので、ぜひご覧になってください。